ゴルフ

ゴルフ(スコットランド語:Gowf,英語:Golf)は、コース(Course)においてクラブ(Club)といわれる道具で静止したボール(Ball)を打ち、ホール(Hole、カップとも)と呼ばれる穴にいかに少ない打数で入れられるかを競う球技の一種です。漢字では孔球と表記します。


ゴルフ ルール

1ホール

通常4人1組でコースを回ります。最初のホールでの第一打の順序を決める方法はルールにありません。したがってくじ引きで順序を決定する事が多いです(競技の場合は競技主催者の指定打順によります)。第一打後は、ホールから遠い競技者から順に打ちます。
まず、ティーグラウンド(第一打の打ち出し地点)からティーショットを行います。ティーショットの打順は最初はくじ引き等により決定されますが、その後は前ホールの成績順に行います。ティーショットでは通常フェアウェイにボールが止まることを目標にします。ティーショットが届きそうなところには、フェアウェイバンカーや池といったハザード(障害)が設置されていたり、コースが左右に曲がっていたり(各々左ドッグレッグ、右ドッグレッグと言う)するので、安全にハザードの手前を狙うか、危険を冒して距離を稼ぎグリーンに近づくことを狙うのかを選択します。このように選択を行うことがゴルフの醍醐味の一つであり、精神力が重要といわれる所以です。
次に、ホール(カップ)があるグリーンに届きそうであれば狙います。しかし、敢えてグリーンを直接狙わず、近くまでショットし、次のショットでグリーンに乗せる場合があります。これを刻むといいます。この理由は、グリーンの周りにはバンカーなどのハザードが設置されているため、ティーグラウンド方向だけが安全で他の方向は危険な作りになっているからです。グリーンの周りからグリーンを狙う打撃をアプローチショットと呼びます。グリーンが狙えない場合は、引き続きフェアウェイにボールが止まることを目標にショットを行います。この場合においても、例えば残り300ヤードの場合に250ヤード飛ぶ選手であっても敢えて200ヤードしか飛ばさず100ヤードを残すという場合がよくあります。これは、ハーフスイングで飛ばす距離(この場合50ヤードとなります)を残すと打撃に加減が必要となり難しくなるので、それより、フルスイングできる距離(この場合100ヤード)を残したほうが打撃に加減が必要ないため打ちやすく好結果が期待できるという判断です。
グリーンではパターと呼ばれるクラブで、ボールを転がすパットと呼ばれる打撃を行います。平坦で傾斜のないグリーンは少なく、大抵は傾斜や複雑な芝目がある場合が多いです。これらグリーンの状況を読みきって、パットを行うことはゴルフの醍醐味の一つです。打撃の動作としては非常に簡単ですが、プレッシャーのためにプロでもよくミスを犯します。極端な場合、パット自体ができなくなる「イップス」と呼ばれる精神病の1種とも言える状態になる人もいます。
各ホールには、あらかじめ規定の打数が定められており、この打数と等しい打数でホールに入れることをパー(Par)といいます。以下、1打少ないことをバーディ(Birdie)、2打少ないことをイーグル(Eagle)、3打少ないことをアルバトロス(Albatross)又はダブルイーグル(Double eagle)といいます。また、一つのホールに1打で入れることを、ホールインワン(Hole in one)又はエース(Ace)と呼びます。逆に1打多い場合は、ボギー(Bogey)。以下、打数が増えるごとに、ダブルボギー(Double bogey)、トリプルボギー(Triple bogey)と呼びます。
バーディーは小鳥、イーグルは鷲、アルバトロスはアホウドリと、鳥の大きさの違いから名付けられました。
各ホール終了後、次のホールでの第一打は直前のホールで打数の少なかったプレイヤーから行います。同打数の場合はさらに一つ前のホールでの打順の早いほうになります。最初にティーショットを打つ者を「オナー」とも呼びます。

1ラウンド

通常は1日で18ホールをプレーし、これを1ラウンドと呼びます。正式名称では1番から9番ホールを「フロント・ナイン」(Front nine)、10番から18番ホールを「バック・ナイン」(Back nine)といいますが、一般的にはフロント・ナインを「アウト」(Out)、バック・ナインを「イン」(In)と呼ぶことが多いです。
18ホールのゴルフコースのパーは、72に設定されるのが一般的です。(パー5)が4つ、(パー4)が10、(パー3)が4つというのが標準的です。なお、総距離の短いコースの場合などには、パー71や70とされることもあります。パー72に対して72打数の場合、イーブンパー(Even Par)といいます。パーより少なく71打数ならば1アンダー(1 under)、70打数ならば2アンダー、以下同様になります。逆に73打数ならば1オーバー(1 over)となり以上も同様になります。
アマチュアの場合男女が共にプレーできるよう、第一打の打ち出し地点(ティーグラウンド)に距離的ハンディをつける場合が多いです。また、1日で1.5ラウンド(27ホール)や2ラウンド(36ホール)のプレーをすることも珍しいことではありません。

プロゴルフトーナメント

プロのトーナメント(大会)は、男子の場合4ラウンド(1日1ラウンド×4日間で、通常は木曜日~日曜日開催)、女子の場合3ラウンド(1日1ラウンド×3日間で、通常は金曜日~日曜日)のトータルスコアで争われる場合が多い。男子の4ラウンドの場合、最初の2ラウンド2日間を予選ラウンドと呼ぶ。予選ラウンドの上位何十名かだけが、残りの2ラウンドである決勝ラウンドに進める。決勝ラウンドに進めた者だけが、賞金をもらえる。 しかしながら、予選ラウンドから参加できるのは何らかのシード権(参加資格)を持った者だけであり、それ以外の者は前日もしくは前々日の予備予選から参加して、勝ち抜かなければ予選ラウンドすら参加できない。決勝ラウンドに進まなければ賞金は出ないので、賞金だけで生活の出来るのはごく一部のプロゴルファーだけである。ゴルフ講師などの副業で生活しているプロゴルファーも多い。 シード権は、「前年の獲得賞金ランキング上位者」、「前年の各トーナメント優勝者」、「クォリファイング・トーナメント(QT)上位者」などに与えられる。


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